ボーイスカウト福山第2団 カブスカウト隊 本文へジャンプ
神辺ポイントハイク

■日程:2015年4月19日(日)
■場所:神辺(かんなべ)地域(ちいき)(広島県福山市神辺町)
■テーマ:むかしのむかし 山陽道(さんようどう)を歩く
■コース (徒歩(とほ)部分 14km)
団本部 → 福山駅 → 御陵(ごりょう)井原(いばら)線) → 葛原(くずはら)しげる生家 → 八幡宮(はちまんぐう) →
国分寺 → 新湯野(ゆの)の公園(昼食) → 管茶山(かんちゃざん)記念館 → 廉塾(れんじゅく) → 本陣(ほんじん) →
神辺(かんなべ)駅 → 福山駅 →団本部

 ボーイスカウト日本連盟の連盟歌の作詞者、葛原しげる先生の生家は、私たちが住む、福山市にあります。最近、(おとず)れる機会(きかい)がなかったので、今回、カブ隊のハイキングとして訪問(ほうもん)することにしました。神辺地域は、西国街道(さいごくかいどう)旧山陽道(きゅうさんようどう))の宿場町(しゅくばまち)として(さか)え、その時の本陣(ほんじん)(大名が泊まる宿)が現存(げんそん)する、貴重(きちょう)な地域でもあります。今回のハイクでは葛原しげる先生の生家から、旧山陽道を通って、この地域で最も古いお寺の一つである、備後国分寺(びんごこくぶんじ)(741年建立(こんりゅう))、江戸時代後期から備後地域の教育、文化発展に大きく貢献(こうけん)した管茶山(かんちゃざん)の作った廉塾(れんじゅく)、管茶山旧宅(きゅうたく)(国特別史跡(しせき))、250年前の建物が現存する本陣を回る約14kmのコースを、ポイントラリー形式で回りました。
 葛原しげる先生の生家の前では、全員で大きな声で連盟歌を斉唱(せいしょう)しました。参勤交代(さんきんこうたい)も知らないカブ年代(ねんだい)にはその後の内容は少し(むずか)しかったかも知れませんが、何百年も昔の人たちが歩いた道を自分たちも歩いたこと、将来、歴史(れきし)を習う時にそこにハイクで行ったことを思い出してもらえればいいかなと思っています。自分たちの住む町の歴史を自分の目で(たしか)かめることは大切なことだと思っています。
 今回、各施設(しせつ)では、ボランティアガイドの方々がスカウト達にも分かりやすい言葉で、丁寧(ていねい)に説明して下さりました。また保護者の方にも多数ご参加頂き、安全確保にご協力を頂きました。大変ありがとうございました。
 今回は組対抗でポイントラリーとしていました。優勝は各ポイントの正解率が高く、集合も早く、日々の善行活動もよかった2組でした。おめでとう!